
新仮名遣いってなに?旧仮名遣いってなに?
どんな違いや効果があるの?
新仮名遣いとは
新仮名遣いとは現代仮名遣いとも言います。
これは我々が現在使っている日本語表記の方法です。

上記の歌は新仮名遣いで表記されています。
現代の人が読んでも違和感なく自然に読めると思います。
旧仮名遣いとは
旧仮名遣いは歴史的仮名遣いとも言います。
こちらは現代では使われていない古い日本語表記の方法です。

上記の歌は先ほど新仮名で表記したものを旧仮名にしたものです。
「あじさい」が「あぢさゐ」に「歩くよう」が「歩くやう」に変わっています。
どうでしょう。旧仮名遣いになることで懐かしさや趣深さが加わったような気がしませんか。旧仮名遣いは使い方次第によって歌の印象を大きく左右します。どちらの仮名遣いが合っているか。その歌に合った表現を探してみましょう。
旧仮名遣いをする箇所の判断
・ひとつは国語辞典で語を引くこと。辞典には旧仮名表記も載っています。
・次に旧仮名遣いを使用している歌を読むこと。歌の勉強にもなり一石二鳥です。
・最後にネット検索してみること。簡単なルールはこれでわかる場合も多いです。
本記事のまとめ
・新仮名遣いは現代も使われる日本語表記方法で自然に読める。
・旧仮名遣いは現代使われていない表記方法だが懐かしさなどを付与できる。
・仮名遣いにより歌の印象は大きく左右されるため意図をもって使うとよい。
・旧仮名にする箇所の判断は国語辞典を引くなどして確認する。