
短歌の文語ってなに?口語ってなに?
どんな違いや効果があるの?
こんな疑問にお答えします。
文語短歌とは
文語とは書き言葉とも言います。
文語短歌とは会話で使わない古典などで使われる言葉(古語)で詠んだ歌をさします。

上記の歌は百人一首にも含まれている小野小町の名歌です。
むなしく色褪せる花と衰えていく自分を重ねた歌と言われています。文語は今の人々には意味が取りづらく敷居が高く感じるかもしれませんが、それゆえに格調高さを出したり文語にしかない言葉で表現の幅が広がることもあります。
口語短歌とは
口語とは話し言葉とも言います。
口語短歌とは現在私たちが使用している言葉(現代語)で詠んだ歌をさします。

上記のように今も自然に会話や文章で使っている言葉で詠んだ歌は読者にも読みやすく作者も作りやすいでしょう。
文語と口語はそれぞれ違う特徴があります。歌に合った表現、自分に合った表現を色々試し模索してみましょう。
本記事のまとめ
・文語短歌とは古語で詠まれた歌のことで格調高さや文語特有の表現もある。
・口語短歌とは現代語で詠まれた歌のことで読者は自然に読むことができる。
・それぞれ特徴が違うので自分に合った表現方法を見つけてみるとよい。